並木観音堂とは

観音通り商店会の名前の由来であります

並木観音堂についてお話したいと思います。

並木観音堂とは足立坂東二十六番札所並木堂

と称し、足立坂東三十三札所(霊場)の一つです。


札所(霊場)といえば日本では

四国八十八ヶ所弘法大師霊場」や

西国三十三所観音霊場」などの札所(霊場)が

各地に存在しています。

埼玉県内でも江戸時代になって各所に札所(霊場

が設けられました。

札所とは巡礼者が参詣する霊場のことで、

参詣の印として札を納めた事から

札所と呼ばれました。


足立坂東三十三札所は宝永二年(1705)に

足立郡塚越村(現 蕨市塚越 )の高橋休山により、

当時の足立郡大宮以南の寺院仏堂をもって

創設された、間もなく300年を迎える

由緒ある札所です。